バレットモンク


BULLET PROOF


亜州影帝周潤發(チョウ・ユンファ)主演の「バレットモンク」をマスコミ試写で観た。モンクの強さがプーケットタウンで観たタイ映画「マハーウット」に似てた。その差は前者は密教パワーで後者は仏教パワーって事くらいだ。両者とも原作がコミックだという点も似てる!
周潤發の映画を色々見てる人ならわかってると思うが、周潤發ってアクション俳優でなくてガンアクション俳優やん? 確かに「グリーンディスティニー」では飛び回ってたけど、あれは周りにできる人で囲まれてたから...。今回坊主という事もあり、二挺拳銃シーン少なく、カンフーアクション多めだったのだが、誰もそこには期待してないと思うぞ。西洋人って、香港人は誰でもカンフーできると思ってるからな。
ミスター・コジマ役のマコってマコ・イワマツでしょ? 「コナン・ザ・グレート」の。三池崇監督の「中国の鳥人」の通訳役でいい味出してた。映画でマコを見つけると幸せな気分になれるのは俺だけか?
で、そのミスター・コジマが経営している「ゴールデン・パレス」って映画館で、泥棒のカーは香港映画を見ながらカンフーを勉強する。後に周潤發も彼に指導するシーンがあるが、俺がもっともニンマリしたのはここだ! 古き良きカンフー映画を踏襲してる。最近のアクション映画はみんな始めっから強いからな。
そのカーだが、広東語で「家族」の意味らしい。するってえと「家人」の「家」(ga1)って事だな。
あとあの三つの予言ってあまり要らない気がするな。ちょっとマンガチックというか...。でもまあ、色々書いたが基本的に好きな作品ではある。が、普通の面白映画って感じだな。次回のジョン・ウー監督の周潤發作品に期待ってことで!

Posted: 木 - 6月 3, 2004 at 02:24 午前          


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