アイ・アム・サム


i am sam


DVDで「I am Sam」を観た。とりあえず「親子愛」の素敵な映画だと思った。だが、IQが七歳程度の知的障害者サムに対して、子供ルーシーを養う能力がないと勝手に判断するソーシャルワーカーの立場に疑問符が浮かんだ。後半は親権を争う裁判劇なのだが、いくらサムのIQが低くても、彼の言動は父親そのものなのだから、ちょっと調べたら解るだろう。

俺は大阪の学校に通っていたのだが、小中高とクラスに必ず何人かは知的障害者がいた。彼らを普通に受け入れる土壌が大阪にはあった。確かに知能的に劣る部分はあるかもしれないが、それ以外の部分では同じ人間なんだという意識があった。

この映画を観て、何をそんなに騒ぎ立てる必要があるのか、と思った。サムは普通に子供を作り、ちゃんと父親の自覚を持って子供を育てているではないか。スターバックスで知的障害者を雇っているのは見せかけだけなのか、アメリカ?

Posted: 木 - 2月 26, 2004 at 02:24 午前          


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