それでも生きる子供たちへ


シネマライズで「それでも生きる子供たちへ 」を観た。

(C)2005MKFILMPRODUCTIONSSrlRAICINEMASpA

なんの予備知識もなしに、予告で見て知ってるくらいの知識で、そういえば「シティ・オブ・ゴッド」の監督も参加してるんだよな程度の情報のみで、観に行った。初めに監督の名前がずらりと並ぶから、あ、オムニバスなんだとわかって、なんかリドリー・スコットやらジョン・ウーやらスパイク・リーやらそうそうたるメンバーじゃないですか! 

で、まぁ内容は厳しい現実の中でそれでも逞しく生きている子供達を描いてるんだけど、日本じゃ考えられない様なレベルの話が続くわけです。でも一応この手の話は「シティ・オブ・ゴッド」やら「四次元立方体」やら「闇の子供たち」やら(中略)で知識や情報として頭に入ってるので、免疫はできてて、衝撃や驚愕はないのですが、しっかりと勇気やら希望やら何かしらメッセージは受け取れる。…んだけど、それでもやっぱり映画だから、ストーリーがドラマチックだったり、リアルだったり、子役が演技してるわけで、これどうやって撮影したんだろうって視線で見てしまうのは一種の職業病かもしれないけど、この手の映画を観ていつも思う事は、実際にその場に行ってこの眼でしっかり見てみたいということだ。鼻ほじりながら、映画館でふんぞり返って観てる場合じゃない。

Posted: 木 - 6月 14, 2007 at 11:00 午後          


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